藤田真央 の検索結果:

こともなし

…2024 における、藤田真央の演奏会配信を聴く。2024.8.2。 前半はグリーグの抒情小曲集 op.40、セヴラックの「祭り」、ショパンの舟歌 op.60、プロコフィエフのピアノ・ソナタ第一番 op.1 で、全体で35分ほど。さすがに藤田で、どれもそれなりに聴かせる。ここでは、弱音の表現力が印象的だった。逆に、強音は無理を感じないでもない。いずれにせよ、若い才能というのはよいもの。 後半はモーツァルトの「きらきら星変奏曲」 K.265、シューマンの「クライスレリアーナ」 o…

近年のアルゲリッチのピアノを聴く

…やはりというべきか、藤田真央のピアノがいちばん聴かせるのかな。ま、寝ころがって iPad mini でテキトーに聴いただけだから、真剣に受け取らなくていいと思います。 辻彩奈さんは期待の若手ヴァイオリニストらしく、絶賛活躍中なんだな、かなり検索に引っ掛かる。どうやら岐阜県出身(大垣市)とか。同郷者でしたか。鳥羽咲音さんも、十代の頃から有名だったのだな。 ●Beethoven String Quartet in C Minor, Op. 18 No. 4 - YouTube ベ…

小澤征爾とアルゲリッチの1983年のベートーヴェンに驚く

…| YouTube 藤田真央による、モーツァルトのピアノ協奏曲第二十四番 K.491で、2017.8.25、第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールにおけるファイナルステージでの演奏。 まずは立派な演奏、ここまで弾ければとりあえず充分だと思う。やはり国内の若手音楽家の中では、飛び抜けた才能だな。いや、才能だけなら、確実に世界レヴェルだろう。 ただ、これは日本人音楽家に共通していえることだが、どうも西洋的な意味での「個性」が弱い感じがするのも確かで(それはいい方に作用する…

チョ・ナムジュ『サハマンション』

…ヌ・カンペ、ピアノは藤田真央。いわゆる「ます」五重奏曲。 速めのテンポのキビキビとした演奏で、演奏者たちの息もぴったりであり、なかなかよかった。2024.4.7、エクス=アン=プロヴァンス復活祭音楽祭におけるライブ録音。なお、この曲の演奏は配信の後半である。 朝。晴だけれど薄雲がかかっている。 二度寝する。 ■コダーイの「夏の夕べ」で、演奏はオルフェウス室内管弦楽団(NML、CD)。 スーパー。五倍ポイントの日。春キャベツが一玉280円もするぞ(買わない)。ガラポン抽選会があ…

原塁『武満徹のピアノ音楽』

…楽団(NML)。先日藤田真央のピアノでこの曲を聴いたせいか、昔 CD で繰り返し聴いた録音をひさしぶりに聴きたくなった。 今回気づいたのは、ホール(ムジークフェラインザール)の残響が強いということ。もちろん曲に合わせた意図的な選択だろう、しかし、終楽章など、それで細かい部分が聴き取りにくくなっているのはある。それから、若きポリーニの爆発ぶりはここでもそうだが、アバドがウィーン・フィルから飛んでもない厳しい音を引き出しているということ。これはかつてはっきりと聴けていなかったな。…

「葬送のフリーレン」(2023)を観る

…読響プレミア」にて、藤田真央(1998-)のピアノでブラームスのピアノ協奏曲第二番 op.83 を聴く。指揮はセバスティアン・ヴァイグレ、読売日本交響楽団。2024.1.10 のライブ録音。 藤田は全体的にまあまあというところ。国内の若手ピアニスト(そんなに知っているわけではない)では、頭ひとつ抜けた才能をもっていると思う(ただ、わたしの独断では、福間洸太朗に及ばない)。この曲はたいへんな難曲だが(素人なりにしか知らない)、それなりに聴かせる。ただ、第二楽章の冒頭を聴いても、…

こともなし

…o Fujita (藤田真央) - Mozart Piano Concerto No.23 in A major - Video 2023 | YouTube 藤田真央のモーツァルト(K.488)を冒頭少しだけ聴く。 昨日の藤田真央の2019年モスクワ・ライブの続きを聴く(YouTube)。モーツァルトのピアノ・ソナタ第十番 K.330。これもすばらしい演奏。この演奏会はほんとにいいものだったな。正直いって藤田真央、こんないい演奏ができるピアニストだと思っていなかった。ただ、…

藤田真央を聴く / 「神のみぞ知るセカイ」(2010)を観る

… Rundfunk 藤田真央のピアノでモーツァルトのピアノ協奏曲第二十番 K.466 を、冒頭の10分くらい聴く。指揮はセミヨン・ビシュコフで、バイエルン放送交響楽団の定期演奏会(2024.2.9)らしい。藤田もビシュコフも冴えない。 金柑を食う。 来ているのはムクドリだとばかり思っていたら、ツグミ(鶫)だった。 手前は自家製のショウガ(生姜)と里芋。老父が収穫して洗ったものが、干してある。 ●Mao Fujita plays Mozart at Zaryadye Festi…

「君に届け 2ND SEASON」(2011)を観る

… / 大野和士 / 藤田真央 / 東京都交響楽団【期間限定2024年1月31日まで】 - YouTube 藤田真央の第一楽章がよかった。なよなよっとして、あまりこの曲の(わたしの)イメージではなかったが、でも最後までこの曲を掴んで離さなかった。正直いってこれまで藤田のピアノはさほどとも思わなかったが、やっぱり才能あるなと感じた。 緩徐楽章はちょっと休んだのか、ダメだったと思う。最初からこれだったら、この録音は聴かなかっただろう。 終楽章はなかなか力強かったが、まあ、ふつう、よ…

名古屋の伯母を訪ねる、ついでに「カラヴァッジョ展」 / 井筒豊子『井筒俊彦の学問遍路 ――同行二人半』

….29 で、ピアノは藤田真央(NML)。若手のホープであるらしい藤田真央のショパン。藤田のもっている射程はなかなか大きく、才気も感じさせるオシャレなショパンである。持て囃されるのもわかる。しかし、わたしにはいかにも感情が浅く聴こえる。まだ第一番などはよいが、即興曲全曲を聴くつもりだったけれど苦痛であきらめた。愚かしいおっさんの言ではあるが、もっと人生経験というものが必要なのではないか、と人生経験のないおっさんがいう。 ■バッハのイタリア協奏曲 BWV971 で、ピアノはフリー…

フアン・ルルフォ『燃える平原』

…曲第二番で、ピアノは藤田真央(NML)。藤田は第27回クララ・ハスキル国際ピアノコンクールで第一位を獲った若きピアニストである。弱冠19歳。名前が真央だけどまだかわいい男の子だ。屈折したところのない素直な音楽性が第一印象。技術は大変に高い。中身が非常に薄味で、このままだとキーシンのように中身の乏しい人気ピアニストになるのではないかという予感がある。それも音楽家としてひとつの行き方だろう。あとで残りの曲も聴きたい。NML では他のすべてのアルバムも聴けるようだ。passage …