こともなし

晴なれど雲多し。
 
部屋を暗くしてずっとごろごろぼーっとしている。たまたま聞こえるのは、主要幹線道路の車の音と、つけっぱなしにしている PC の冷却ファンの音と、ヒバリの鳴き声だ。
 
長時間、昼寝。
雨樋の不具合を見る。詰まってはいなかったので、位置を調整する。
 

クチナシ(梔子)の花。昼咲くらしい。

アジサイ
 
オカタケさんの『ふくらむ読書』(2024)落掌、読み始める。瀟洒な装丁。冒頭の『折々のうた』についての文章を読んでいて、大岡信さんが引いているほぼ無名の江戸俳句たちに感動する。岩波新書の『折々のうた』全十九巻、買おうかな。大岡さんは近ごろあまり話題にならないような気がするが、わたしはいろいろ文庫化するといいのに、とずっと思っている。
 と思って古書を検索してみたら、全十九巻+総索引、まとめて揃っているのはなく、全体的に古書価が高い。どうしようか。
 
池内紀『山の本棚』(2023)を読み始める。
 
夜。
マルタ・アルゲリッチさん広島で演奏(総集編)| 中国新聞社 | YouTube
被爆したアップライト・ピアノで弾いている。最初はシューマンの「子供の情景」で、突然ラヴェルの「水の戯れ」に。
 
凪のあすから』第11話まで観る。本当はもっと観たいけれど、泪をのんで(?)中断する。まとめて観すぎだけれど、つい。傑作すぎて、先を観るのがこわいくらいだ。