晴。
NML で音楽を聴く。■モーツァルトのピアノ・ソナタ第五番K.283、第三番 K.281、第四番 K.282 で、ピアノはガボール・ファルカシュ(NML)。敢てモノラルで聴く。ガボール・ファルカシュ(1981-、今年45歳)はハンガリー出身のピアニストで、東京音楽大学の教授を勤めたこともあるという。それにしてもモーツァルトはむずかしいな、特にいまの時代は。

■モーツァルトのピアノ・ソナタ第八番 K.310、第七番 K.309 で、ピアノはヴラド・ペルルミュテール(NML、CD)。ペルルミュテールのモーツァルト、ピアノ・ソナタ全集については、ネット上にじつに多くの(日本語)記事がある。検索してみて驚くほどだ。
ピアノ・ソナタ第十一番 K.331 も聴く(NML、CD)。
昼。曇。
(テレビを観ていたら UNRWA の保健局長の方が日本人で、その方へのインタビューで「いまガザの報道が減っていますけれど、ガザの状況がよくなっているわけではまったくない」「人間として当たり前のことができるように、ガザに是非支援を続けて頂ければ」と仰っていた。ガザなんかは、まだ(じつのところ)よく報道されている方なのだが、それでも最近はアルジャジーラのくらいしかなくなっているように見える。
日本人だって生活がたいへんな人がたくさんいるのに外国のことなんてという人もいるだろう。でも、わたしは、日本以外のところにも目を向けられるからこそ、日本にも目がいくようになるのだと思っている。って、わたし程度がいうことじゃないけどね、わたしだって、テレビや YouTube動画なんかを、多少観るくらいだ。
ほんと、報道されないと、我々には何にもわからない。ジャーナリズムの「質」は、マジだいじである。正直、日本のジャーナリズムも YouTube動画もダメすぎるので、山本太郎みたいな「いまの日本の政治の実相」を我々愚民に伝える政治家が、貴重だった、ということはある。いわゆる「マスゴミのいわない真実をいう」YouTube動画なんかは、悪いけど、実際は、ほぼすべてうんこであるにすぎない。と、なんていったら、うんこに悪いか。)

2.3 の散歩中に。
ミスタードーナツ イオンモール各務原ショップ。ザクザクカスタードフレンチ+ブレンドコーヒー506円。ザクザクカスタードフレンチ、うまいな。
水村美苗『日本語が亡びるとき――英語の世紀の中で』(2008)を読み始める。第二章まで読んだが、第一章が圧倒的に愉快だった。うん、貧乏人(=わたし)には確かに「鼻持ちならないエスタブリッシュメント」の雰囲気をぷんぷんと漂わせているが、つくづく、(前にも書いたが)まことに立派な日本語である。文章のすみずみに至るまで、深い教養と頭の良さ、育ちの良さが滲み出ているという他ない。
それにしても、英語の世紀の中で「日本語が亡びる」というのは、なんとも当たり前のことで、それだけなら別に読むまでもないかな、と思っていたのだが、それはじつは(?)かんちがいであった。近代日本の「日本語の巨人」たち、著者は福沢諭吉、二葉亭四迷、漱石、鴎外、露伴、谷崎などを例に挙げているが、近代日本には、かかる大樹たちを抱えたなんという深い森があることか。しかし、である。いまの日本語環境はいったいなんなんだ。原文を引用しよう。「木らしいものがいくつか見えなくもないが、ほとんどは平たい光景が一面に広がっているだけであった。『荒れ果てた』などという詩的な形容はまったくふさわしくない、遊園地のように、すべてが小さくて騒々しい、ひたすら幼稚な光景であった。」(p.58)――なんという、傲慢と自負! 一種、清々しいまでの断言であり、まったく、フードコートで読んでいるのでなければ、爆笑したいくらいであった。「日本語が亡びる」というのが、じつは「お前らの現代日本文学とやらは、ぜんぶクソだ!」という意味だったとは!
正直、ただのゴミ(=わたし)としては、俄然おもしろくなってきたというところである。マジ可笑しい。
しかし、ある意味「西洋の知日派知識人」である著者が、ここまで近代日本文学に肩入れするのは、ちょっと奇妙で異様な光景であるな。日本文学を、愛しすぎやろ。
酒屋へ寄る。プレミアムモルツ「香るエール」 350ml×24 一箱で5093円、カップラーメン「どん兵衛」のオマケ付き。
夜。
『現実主義勇者の王国再建記』(2021)第26話(最終話)まで観る。いやー、なろう系のエンタメだけど、軽くサクサク観られておもしろかったなあ。終わりもよかった、これまでの伏線が回収されて、まさかホロリとさせられるとは。召喚された「勇者」が、武力とか魔力とかではなく、現代の知識を使って無双していくのがいい。で、国王としてモテモテで、四人の「ハーレム」を作るわけだが、「正妻」が決まっているのもわたしの好みに合ってる。
てまあ「ハーレムもの」はアニメのひとつの定型で、まあ作品へのラブストーリーの導入なんだが、このへんはモロ男性向けアニメだよね。SAO なんかもキリト君モテモテの典型的ハーレムものなんだが、あれは女性ファンも多い作品。まあアスナが絶対的「正妻」だし、キリト君はアスナ以外には目もくれなくて一度も浮気をしたことがないんだけれど、無自覚に格好いいから笑。ちなみに、歳上のアスナの方がキリト君を落としました。
