こともなし

曇。

今日は午前中、何をしていたっけ。まあいつもちょっと家事をやる以外は、午前中は何もしていないな。ごろごろしている。

マツオカ各務原店。ダイソー各務原店。
市会議員選挙の期日前投票
和菓子餅信。

いま各務原っていうと、各務原なでしこ(画像)なのか。『ゆるキャン△』ねえ。おっさんにはわけがわからないな。
 ここを見るとなでしこちゃんの読みは「かかみがはら」ではなくて、「かがみはら」なのだな。市名は公式は「かかみがはら」でわたしもそう言っているが、「かがみはら」と読まれることも結構ある。リンク先に英文で解説してあるとおり。「各務」はかつての各務氏から来ていると思っていたが、「鏡」由来であると Wikipedia にはある。「原」は昔原っぱだったからでしょう。名鉄各務原線には「六軒」「二十軒」という駅があるが、これはかつて人家がこれだけしかない原っぱだったからだと、高校生のとき意地悪な先生にバカにされたのを覚えている。
 各務原市はまずは基地(航空自衛隊岐阜基地)の町だろう。それ以外には特徴の乏しい市である。岐阜市や名古屋近辺のベッドタウンであり、国道21号線のバイパス沿いを中心にいわゆる「郊外」が発展していて、どちらかといえば「若い」市であろう。人口は14万人あまりで、市としてはちょうどよい規模であり、基地があるゆえの補助金で財政的には余裕があるといわれる。伝統に乏しく、もともと四つの町が合併して出来たがゆえに市としてのアイデンティティは希薄だ。いわゆる「トカイナカ」(都会・田舎)であって、どちらかといえば住みやすいところではある。

ごろごろ。

夜。
ゼロの使い魔 双月の騎士』最終話まで見る。

ツンデレ」(笑)の代表作というので見始めたのだけれど、じつにバカバカしいのがとってもいいね。まあしかし、この第二期はいわれているとおり、散漫でちょっといまいちだったかな。第一期では貴族でむちゃ暴力女(といってもまだ子供だが)のルイズが、魔法で使い魔として召喚した平民(じつは現代日本人である)才人(さいと)に次第に惹かれていくのがかわいかったのだが、ここで二人が出来ちゃったからな。第二期ではルイズはデレデレしたいのだけれど、才人がやたら他の女の子にふらふらするので、ルイズが爆発することになる、というのの繰り返しのストーリーがちょっと詰んでいる感じ(笑)。才人は今回、ラスト以外ではあんまりカッコよくないのだよねー。
 しかしツンデレかー。ルイズがツンツンしているのは、プライドの高い女の子が素直になれないっつーそれだよね。こういうバカバカしくも愛すべきアニメに面倒なことはあまり語りたくないけれど、このアニメではルイズと才人の立場を入れ替えることはできない。それでは女性虐待ということになってしまう。つまり、ツンデレジェンダー対称性をもたないのである。一般的にアニメにおける恋愛は「古きよき男女関係」みたいなところが残っていて、ジェンダー意識なんていうものを持ち込んだら、その繊細な世界はほとんど崩壊してしまうだろう。正義感にあふれた馬鹿なフェミニストたちが、アニメの世界を壊さないことを望みたい。
 わたしは何となく思うだけなのだが、ジェンダー対称性の正義たるを刷り込まれて育ってきているいまの若い人たちの中には、現実の恋愛を諦めて、アニメの古き世界観に逃避している人が少なからず居るような気がする。ジェンダー対称性は絶対の正義だから、現実の恋愛というものを滅ぼす方向に行くに決まっている。大袈裟か? いや、わたしは全然そうだとは思わない。その意味でジェンダー対称性の貫徹には無理があるとわたしは思うのだが、とにかくマジメな若い人ほど影響は大きいだろう。いや、恋愛なんていらない、肉欲さえあれば、とか? そうだね、まあそれも一理あるか。
 既に、職場・仕事場での恋愛というのは、タブーになってきているところがあるが(いや、よく知らないけれどね)、そういう時代に若い人たちはどう対応するのかな。何かうまい「逃げ道」を、発見して欲しいものである。

なお、『ゼロの使い魔』はツンデレだけでなく、異世界召喚もの+メイド+ハーレム(笑)という黄金のテンプレートの元祖だそうで。つまり、「なろう系」とか「なろう小説」(よく知らねー)のナニなんですな。もともとは人気ラノベライトノベル)で、作者は完結を見ることなく若くして癌で亡くなっているそうです。