晴。
Linux Mint で使っている Google Chrome が何故か 3rd Party Cookie を保存してくれなくなって、とても不便。一部の閲覧に Firefox を使ってみる。Chrome はどのみち将来 3rd Party Cookie をサポートしなくなる予定らしいが、まだやってない筈だよなあ。
Firefox は独自の絵文字フォントを組み込んでいるみたいだな。Mint システムの Noto Color Emoji じゃない。
NML で音楽を聴く。■バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第二番 BWV1003 で、ヴァイオリンは豊嶋泰嗣(NML、CD)。■ハチャトゥリアンのクラリネット三重奏曲で、クラリネットはスティグ・ヌールハーゲン、ヴァイオリンはアダム・グリューチョ、ピアノはマリアム・ハラチヤン(NML)。
- アーティスト:Khachaturian / Gruchot / Nordhagen
- 発売日: 2020/08/07
- メディア: CD
午前中、スーパー。
昼から県営プールへ行ったら、駐車場が満杯だった。しかし予約までしたし泳ぎたかったので、近くの公共駐車場に駐めて酷暑の中、10分ほど歩く。プールは外で泳ぐ人が多かったので、わたしはいつもどおり内でちんたら泳いだ。水がちょっとぬるかったのは残念だったが、泳いだあとはとても気持ちがよかった。出たあとアクエリアス500ml、帰りにファミリーマートでポカリ500mlを買って飲む。暑い日のビールを超える悦楽ですね(笑)。車は炎天下に置いておいたので、車外は41℃だった。ふう。
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碧海寿広『科学化する仏教』読了。若い研究者による、なかなかおもしろい本だった。仏教を科学化(あるいは、科学を仏教化)する言説についての歴史研究で、個人的に知らないことが多かった。中沢さんもしっかり批判されている(笑)。科学と仏教の関係などわたしには題材が大きすぎて、とてもおおっぴらには手出しができないところである。本書を読んで、仏教原理主義というか、釈迦に近い仏教こそが「正しい」仏教であるという最近よくある考え方が自然と連想されてきた。本書はかかる考え方はまったく扱っていないが、いまアカデミックに仏教を扱うということで、たまたま連想されたのである。さて本書は鈴木大拙をかなり大きく扱っていて、本書の大拙への眼差しはまずまずなんじゃないかと思う(エラソー笑)。本書がきっかけで、著者が仏教の外面でなく、内奥に深く踏み込んでいく縁となれば、さらになかなかおもしろいのではないか。その時は、本書での探求は著者にとって決して無駄にはならないだろう。
- 作者:碧海 寿広
- 発売日: 2020/07/28
- メディア: 単行本