曇。
十時間くらい寝た。
NML で音楽を聴く。■シューマンの「森の情景」op.82 で、ピアノは堤聡子(NML)。別にふつうの演奏だけれども、これで充分。特に不満はない。
- アーティスト: 堤聡子,ロベルト・シューマン,フレデリック・ショパン,モーリス・ラヴェル,平野一郎,クララ・シューマン,エルネスト・ショーソン
- 出版社/メーカー: Waon Records
- 発売日: 2015/05/18
- メディア: CD
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BACH, J.S/ INVENTIONS AND SINFONIAS
- アーティスト: ZU XIAO-MEI(piano
- 出版社/メーカー: ACCENTUS
- 発売日: 2015/10/20
- メディア: CD
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NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第一番 op.12-1 で、ヴァイオリンはカミラ・シャッツ、ピアノはベンジャミン・エンゲーリ(NML)。ちょっと薄味かな。
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リチャード・パワーズ『舞踏会へ向かう三人の農夫(上)』読了。柴田元幸訳。ようやく上巻を読み終えた。三つ(か定かでないところがあるが)の時代の異なる物語が並行して進むという、まあ意欲的で面倒な小説がよくやる手法が使われていて、しかも互いの関連がよくわからない。題名にもなっている一枚の写真が結節点なのだが、それ以上のことはわからないのである。しかし、多少見えてきたところもあって、どうも「文明批判」みたいなものか知らんと思われるところもあり、おそらく下巻では1929年の株価大暴落が炸裂するのでもあろうが、しかしそんなチープな「文明批判」だったらつまらないでもあろう。文体というか会話が非常にシニカルであり、シニカルさというのは「知性の証明」でもあるようだから、そんな単純な「文明批判」が主張されないことを願いたい。既に「ヘンリー・フォード批判」「第一次世界大戦批判」「資本主義批判」とも思しき描写が見られるが、それほど意外性のあるものではない。リチャード・パワーズともあろうものが(とかよく知らないが)、そんなままでは終わらないでしょう(たぶん)。下巻に続く。
- 作者: リチャード・パワーズ,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/07/05
- メディア: 文庫
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