デイヴィドソン『合理性の諸問題』/吉田修一『静かな爆弾』

晴。
音楽を聴く。■ショーソンピアノ三重奏曲(トリオ・ヴァンダラー、参照)。佳曲佳演。ショーソンはもっと聴くべき。■ヘンツェ:交響曲第五番(ヘンツェ、参照)。■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲op.77(メニューイン、ケンペ、参照)。
県営プール。新境川堤の「百十郎桜」を見に行く。すでにかなり散っていた。


図書館から借りてきた、ドナルド・デイヴィドソン『合理性の諸問題』読了。

合理性の諸問題 (現代哲学への招待 Great Works)

合理性の諸問題 (現代哲学への招待 Great Works)

吉田修一『静かな爆弾』読了。何の変哲もないラブ・ストーリーである。特徴は、女性の方が耳が聞こえないという設定。読み捨てていくべき小説であるが、とにかく筆力で読ませる。著者の小説としては、それほどオシャレっぽい雰囲気を出しているものではない。ラストは一応、ハッピーエンドなのだろうか。ちなみに、この前旅行したときに乗った飛行機に備え付けてあった雑誌に、著者のエッセイが載っていた。この人は何でも注文どおり書けるな。
静かな爆弾 (中公文庫)

静かな爆弾 (中公文庫)