「衆議院選挙東京第25区の候補者に会って質問できるか やってみた」という動画

朝日新聞の論壇時評で、高橋源一郎さんが紹介していた動画を見る。題は「衆議院選挙東京第25区の候補者に会って質問できるか やってみた」。一素人君が、衆議院選挙の立候補者に質問できるか、やってみたというのだが、対応してくれたのは共産党の候補だけ。一般人の質問に対応しないことが、党の方針となっているところもあって、驚いた。なるほど、源一郎さんの言っていた「壁」というのが、よくわかる。それにしても、自分は国政政党として共産党をまったく評価しないのだが、この議員だけの判断なのかどうかわからないけれど、やはりそう簡単に否定できないなと痛感した。ちなみに、地方選挙では、自分は共産党以外の候補者に投票することはない。地方議会は、共産党を除いて完全に大政翼賛であり、共産党がいなければ、勝手なことをやりたい放題だからである。各務原市でも、チェック機能を果たしているのは、たった二人の共産党議員だけである。

しかし、この動画の作成者こそ、「市民 citizen」というのに相応しい人かも知れない。思いつきと勇気で、こんなことができるのだ。これこそネット時代の「市民」のあり方ではないか。