晴。
大垣。ペライアの弾くバッハのピアノ協奏曲集を聴きながら、車の運転。グールド以降、ピアノによるバッハの演奏も増えてきたが、それでもグールド以外に選択肢の少ない曲を録音してくれる、ペライアの存在は貴重だ。演奏はどれもオーソドックスなもの。多少無骨かなという感じで、よくいえば神経質でない。最近のペライアは、どのディスクもいいのではないか。手の故障の前よりも、今の方がいいと思う。
Murray Perahia-Bach Piano Concertos
- アーティスト: Murray Perahia
- 出版社/メーカー: Sony Classics
- 発売日: 2011/07/19
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田中純『建築のエロティシズム』読了。副題「世紀転換期ヴィーンにおける装飾の運命」。モノクロだが、図版が面白い。アルマ・マーラーの等身大裸体人形など、ココシュカのほとんど狂気を感ずる。ヴィトゲンシュタイン設計の建築も、名高いものだが写真は初めて見た。本文は正直言って、自分にはどうでもいい。
建築のエロティシズム―世紀転換期ヴィーンにおける装飾の運命 (平凡社新書)
- 作者: 田中純
- 出版社/メーカー: 平凡社
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- 作者: 兵藤裕己
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