晴。
マキァヴェッリ『ディスコルシ』読了。名著。訳文は、岩波文庫の『ローマ史論』より遥かに読みやすい。それにしても、岩波文庫のリウィウスは、続巻が出ませんね。どうしたのだろう。
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ツィマーマンの弾くブラームス、間奏曲op.119-1。
ポリーニの弾くブーレーズ、12のノタシオン。これは凄い演奏だ。1989年、ウィーン・モデルンにて。
ユジャ・ワンの弾く、ペトルーシュカ冒頭。機械のような超絶技巧には唖然とさせられ、ほとんど爽快感すら覚える。それでもかつてのポリーニの完成度には及ばない(と思う)のだから、やはりポリーニはすごかった。
しかし、本当にいいのはこれですね。上原彩子さんのモーツァルト、ピアノ協奏曲第二十二番(終楽章)。指揮はファビオ・ルイジ、ウィーン・フィル。上原さんは同郷の人で、地元での演奏会にも行ったことがある。その時はプロコフィエフをバリバリ弾いていたのが印象的だったが、このモーツァルトはどうだ。何とも名演ではないですか! こんないいピアニストになっていたとは。CDとか、出ているのかなあ。