渡辺京二『神風連とその時代』/河野哲也『意識は実在しない』

曇。
渡辺京二『神風連とその時代』読了。神風連とはまことに奇妙なもので、著者は取り憑かれたとしか云えない。こちらも、読んでも落ちつかないような感じである。ただ、神風連の奉じていた「神」は、彼らにとってはもちろん「八百万の神」なのだが、読んでいると、何だか一神教の神のように見えてくるのも不思議だ。

渡辺京二傑作選? 神風連とその時代 (新書y)

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河野哲也『意識は実在しない』読了。日録に書く。
意識は実在しない 心・知覚・自由 (講談社選書メチエ)

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