羽海野チカ『3月のライオン』/吉田武『オイラーの贈物』

曇。
プール。ラーメン「やまと」にて昼食。つけそば+小ライス。旨いな。
帰りにBOOK OFF。久しぶりにマンガを買う。
で、羽海野チカ3月のライオン』1〜3読了。もうマジで大感動。泣きそうです、というか、(恥ずかしながら)じつは泣いている。既刊全部買っとけばよかった、いや、今から買いに行くか。しかし、たまたま車がない… これは自転車でいくか…

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 2 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 2 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 3 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 3 (ヤングアニマルコミックス)

で、結局自転車で「ブ」へ。15分くらいで着くかなとペダルを漕いでいたら、ギヤを変えるときに突然チェーンが外れてしまったのだ。いろいろやってみたが、到底無理なので、イオンの自転車屋まで歩いて引っぱっていくしかなかった。マヌケだなあ。歩いて30分くらいかかった。自転車屋さんは親切で、アドバイスも頂き、お金も受け取って下さらなかった。ありがとうございました。「ブ」で買って帰る。汗だくだくになったので、シャワーを浴びてからマンガの続き。三姉妹があまり出てこなくなってしまったなあと思っていたら、5巻の最後で泣かされた。いや、凄い傑作だ。早く続きが読みたい!
3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)

しかしこのマンガ、一年に二冊くらいしか出ないのだな。うーむ。

吉田武『オイラーの贈物』を、「ブ」で105円で拾ってきた(カバーに汚れあり)。数学の独習書として名高いものである。理系の大学生だったら、これくらいの数学は自由に使えないと困るかもしれない、というレヴェルだが、もちろん馬鹿にするものではない。あちらこちらひっくり返してみたが、よく出来ている。パスカルの三角形から始めるというのはオリジナリティがあるし、数値計算に多くページを割いてあるのも、今はコンピューターを使う(これは理系の全分野に広がっている)のに役立つだろう。最初から独習用に書かれているので、躓きそうなところに注意が払われているのも親切だ。エレガントな数学書の恰好よさにしびれるのもいいが、こういう泥臭い教科書もまたいいのだよなあ。まあ、高一の数学くらいの予備知識は必要かも知れないが、文系の意欲的な人や、数学を学び直したい人などには、本書は強い見方になってくれそうだ。
 しかし、この文庫版は、理由は分らないが品切れなようだ。最近また単行本で出ているようなので、古書でなければ、そちらで入手するしかないかも知れない。
 本書から得た意外な知識。虚数単位(i)の虚数単位乗(i^i)って分りますか。驚くべきことに、これは実数だそうですよ。

オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ (ちくま学芸文庫)

オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ (ちくま学芸文庫)

新装版 オイラーの贈物ー人類の至宝e^iπ=−1を学ぶ

新装版 オイラーの贈物ー人類の至宝e^iπ=−1を学ぶ