杉浦昭典『海賊キャプテン・ドレーク』

晴。
吉田秀和さんに教えられたシベリウスを聴いて、感想を日録に書く。
杉浦昭典『海賊キャプテン・ドレーク』読了。ドレークは海賊といっても、国家の後ろ盾を持ったもので、指揮した船は「私掠船」と呼ばれた。ドレークの後ろ盾はエリザベス女王で、新大陸に勢力を持つスペインに対して、略奪行為を繰り返したのである。晩年にはイギリス海軍の提督の一人となり、スペインの「無敵艦隊アルマダ)」と戦って、戦果を収めたりした。本書はドレークの生涯を綴って、小説のように面白く読める。

海賊キャプテン・ドレーク イギリスを救った海の英雄 (講談社学術文庫)

海賊キャプテン・ドレーク イギリスを救った海の英雄 (講談社学術文庫)