広江克彦の『趣味で相対論』とディラックの『一般相対性理論』を精読する。かたや泥臭いまでに丁寧であり、かたや最小限度にシンプルと、対照的な両者だが、それゆえに併読すると効果的だ。
さて、一般相対性理論というのは、究極的には二つの方程式に帰着する。ひとつは「測地線の方程式」、すなわち
であり、もうひとつは「重力場の方程式」あるいは「アインシュタイン方程式」で、これは
である。
青山七恵『窓の灯』
曇。寒い。夜雨。
朝から、下の一般相対性理論についてのエントリーをしこしこ書く。昨晩は物理書にハマッていて、夜更しだった。『趣味で相対論』が面白いのだもの。
青山七恵『窓の灯(あかり)』読了。表題作も、芥川賞を取った『ひとり日和』も性格の悪い(?)女の話で、このままではそのうち行き詰まりそうである。性格の悪い女の話に鉱脈を掘り当てるか、でなければ他の題材を取り入れるかであろう。まあ、そんなのは余計なお世話でしょうな。何、センスがいい? さもありましょうが、自分には関係のないことですので。
- 作者: 青山七恵
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 文庫
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