晴。
NML で音楽を聴く。■モーツァルトの交響曲第三十八番 K.504 で、指揮はクラウディオ・アバド(NML、CD)。■スカルラッティのソナタ K.450, K.159, K.487, K.529, K.380 で、ピアノはイーヴォ・ポゴレリチ(NML、CD)。うん、いいアルバムだったな。美しいスカルラッティだった。■シューベルトのピアノ・ソナタ第三番 D459 で、ピアノはワルター・クリーン(NML)。
- アーティスト: Schubert,Walter Klien
- 出版社/メーカー: Vox (Classical)
- 発売日: 1997/02/04
- メディア: CD
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郵便局。銀行。スーパー。モスバーガーのドライブスルー。
通院治療。暑い。
ガソリンスタンド。
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山下達郎を聴く。ずっと山下達郎を聴き続けてきたわたくしであるが、もっとも好きなアルバムというとこれになるのではないか。いちばんよく聴いたのは学生のときだが、いま聴くと感傷的になっていけない。いまの耳で聴いても天才的な作品であり、歴史的な流れの中での初期山下達郎の位置というのもわかるようになってきたが、基本的な聴き方は学生の頃と変っていない。だいたいその頃に本質的なことはつかんでおり、それゆえ自分に深いインパクトを与えたのだなと思う。
思えば学生の頃はいわゆる「乗り鉄」で、JR などのローカル線に意味もなく乗ることを繰り返していたが、そのときのお供(?)のひとつが初期の山下達郎の音楽だった。まだ iPod すらない時代であり、CD からカセットテープに落としてウォークマンで聴いていたものである。ウォークマン! そう、もちろんまだスマホもネットもない時代だった。バブルは既にはじけていたが、まだまだその余波が強く、狂ったような拝金主義に誰もが取り憑かれていた。その中で時代から切り離されて、いまさら YMO や初期の山下達郎なんぞをクラシック音楽と一緒に聴いていたのが私だと思う。
- アーティスト: 山下達郎
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2002/02/14
- メディア: CD
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NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第二十九番 op.106 で、ピアノはマレイ・ペライア(NML)。いわゆる「ハンマークラヴィーア」。ペライアの新譜が NML で聴けるのね。確かに見事な演奏であり、理性はこの曲の最良の演奏だ、感動せよと命じてくるのだが、どうもペライアならこのくらいは当然という気がして、つまりは眠くて仕方がなかった。まあペライアのせいというよりは、自分はそもそもこの曲があまり好きではない。むやみに長すぎる。ベートーヴェンのピアノ・ソナタの最高傑作だとはまったく思わない。ペライアのこのすぐれた演奏を以てしても、どうもその思い込みは払拭されなかったようである。とまあ自分は思うだけです。まちがえているのはこちらなのであろう。
- アーティスト: L. Van Beethoven
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2018/02/09
- メディア: CD
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