雨。
NML で音楽を聴く。■バッハのトッカータ ホ短調 BWV914 で、チェンバロはスコット・ロス（NML）。ついにスコット・ロスの「バッハ：キーボード作品集」の配信が始まった。にわかに信じがたく、限定配信ではないかと疑っている。スコット・ロス（1951-1989）は不世出のチェンバロ奏者で、38歳でエイズにより死去した。代表的な録音であるスカルラッティのソナタ全集は、NML で聴ける（わたしはまだ完走していないが）。バッハの全キーボード作品の録音が予定されていたが、未完に終った。痛恨事といってもいい。この配信を見ても、フランス組曲、イギリス組曲の大半がないし、インヴェンションとシンフォニアもないし、フーガの技法もない。しかし、というのも何だが、パルティータ全曲、平均律クラヴィーア曲集第一巻、第二巻全曲、ゴルトベルク変奏曲があるのだから、いたずらに嘆くだけでもない。できればわたしがこれを聴き終えるまで、配信の続きますように。まあ、なくなったら CD を買いますかね。
■バッハのトッカータ ニ長調 BWV912 で、チェンバロはスコット・ロス（NML）。ロスは技術がまったく見えないところもすごいな。必要なところでは、楽々と技術的なギアが上がっていく。
昼からごろごろ。
米屋。餃子の王将。
鈴木大拙を読む。
早寝。
