こともなし

晴。
音楽を聴く。■バッハ:パルティータ第六番 BWV830(バーナード・ロバーツ、参照)。なかなか悪くないのだが、冒頭トッカータのテンポが速すぎるのだけ、惜しい。あとは結構聴かせる。■メンデルスゾーン:夏の夜の夢 op.21 (クリスティナ・マリトン、マルタ・アルゲリッチ参照)。マリトンのピアノが全開で生き生きと飛ばしている。アルゲリッチはいつもどおり第二ピアノで、ここではわりと落ち着き目。四手か二台のピアノか知らないが、聴いていて楽しい。■ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 op.77 (レオニード・コーガン、シャルル・ブリュック、参照)。コーガンを聴いていて、ようやくヴァイオリンという楽器がわかってきた感じ。ヴァイオリンってのは、究極的には鳴っていればいいので、ともすると曲などどうでもいいようになってくるところが怖い。それだけ魔力がある楽器ということだな。でもこのブラームス、田舎くさくはあるのだけれど、まさしくクラシック音楽そのもののような。ブラームスは天才じゃないそうなのだけれど、そうなのかなあ。エラい人たちの言うことはよくわからん。■ジョルジュ・オンスロウ弦楽四重奏曲ト短調 op.9-1 (マンデルリングQ)。オンスロウはたぶん初めて聴く作曲家。フランスの人らしいが、ベートーヴェンに盛大に影響を受けている感じで、どう聴いてもドイツ音楽である。Wikipedia によると、メンデルスゾーンシューマンが評価したようで、それが納得できる作風だ。いまはこういう作曲家の作品でもかなり CD が出ているという時代になった。自分にとって、マイナー作曲家を聴くというのは精神の健康のためにもなる。これは本当です。

オンスロウ:弦楽四重奏曲集 第1集

オンスロウ:弦楽四重奏曲集 第1集


昼過ぎ、県図書館。夏休みなので混んでいた。
ruby-bench-suite/ruby/benchmarks/bm_app_lc_fizzbuzz.rb - GitHub
Ruby を使って関数型プログラミング(lambda計算)だけで FizzBuzz問題を解くという、わけのわからんプログラム。実行してみたらちゃんと動いた。ただし、(自分の環境で)1分20秒近くかかる。コードは自分にはまったく理解できません。

Scheme入門』を読む。早寝。