ホッブズ『法の原理』

日曜日。晴。
音楽を聴く。■モーツァルト:ピアノ協奏曲第二十番 K.466(ペライア参照)。■プロコフィエフ:三つのピアノ曲 op.59〜第三番、第二番、思考 op.62〜第三番 (リヒテル参照)。1960/10/23 Live.
Merkmal. 醗酵。

ホッブズを読んでいてふと思ったのだが、「連想」って何だろうな。よくわからない。
 街を訪れて得た街全体の印象のようなものをホッブズは「概念」と呼んでいるが、これは変な用法だよね。だからホッブズは曖昧になっていく「概念」を「想像」としているけれど、これも変だと思う。概念ってもっと抽象的なものでしょう。
 それからホッブズは「欲求と恐怖の継起」を「思慮 deliberation」と呼んでいるが、変な思慮だね。よくわからん。(眠ったりして)思慮が中断される場合、思慮される最後の欲求が「意図」(乃至は「目的」)なんだって。へー。笑える。
 群衆。庶民。人民。また、臣民というのもある。なかなかややこしいことだな。ほう、「民主政」とは「少数の演説者の統治」なのか。どうも穿っているな。ホッブズは民主政を低次の段階のものだと見ている(いや、そうでもないのかな)。
ホッブズ『法の原理』読了。副題「人間の本性と政治体」。

法の原理――人間の本性と政治体 (岩波文庫)

法の原理――人間の本性と政治体 (岩波文庫)


IRuby という Gem をインストールしてみたのだが、実行すると iPython が見つからないというエラーが出る。PATH が通っていないのかな。
 やはりそうだった。PATH に /home/***/Documents/Python/python34/bin を追加したら実行できた。(もちろんこれは自分の環境の話。)
jupyter notebook で Ruby を使えるようにしてみたのだけれど(参照)、いまひとつ何がうれしいのかわからない。