米原万里『マイナス50℃の世界』

雨。
音楽を聴く。■バッハ：ハープシコード協奏曲第五番BWV1056（ルセ、ホグウッド）、ヴァイオリン協奏曲第二番BWV1042（ヤープ・シュレーダー、ホグウッド、参照）。ヴァイオリン協奏曲が佳演。■バルトーク：管弦楽のための協奏曲（シャイー）。この二〇世紀音楽の傑作が、完全に消化されて、じつに普通に演奏されている。ある種の成熟と云えるだろう。

Art of Riccardo Chailly

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米原万里『マイナス50℃の世界』読了。惹句に拠れば、米原さんの幻の処女作だそうで、小学生向けの新聞に連載されたものだという。ヤクーツクの極寒の世界をレポートしたもの。結構楽しめる。

マイナス５０℃の世界 (角川ソフィア文庫)

デリダを読む。
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梶谷懐「現代中国――現在と過去のあいだ」。勉強になります。やはり力のある専門家はちがう。