マリア・ジョアン・ピリスのモーツァルト

曇。
うどん「恵那」にて昼食。カレーなんばうどん990円。その後プール。

マリア・ジョアン・ピリスモーツァルト、ピアノ・ソナタ全集落手。取り敢えず聴いたのは、第一番、第四番、第八番、第十二番、第十五番。モーツァルトのピアノ・ソナタを画一的に弾いてしまうのではなく、それぞれの弾き分けぶりが見事だ。例えば(個人的に好きな)第一番と第八番ではまったくちがった音楽なのだが、第一番の天真爛漫ぶりも、第八番の暗くデモーニッシュな情念も、共に説得力を感じさせるのである。また、コミットメントとデタッチメントのバランスも絶妙だ。どちらを欠いても、モーツァルトの演奏は上手くいかない。技術的にはもちろん何の問題もないし、テンポも極めて妥当。ほとんど欠点の見つからない、また奏者の個性も感じられる、第一級の演奏だと思う。

Maria Joao Pires - Mozart the piano sonatas

Maria Joao Pires - Mozart the piano sonatas


遠山啓『現代数学入門』をみっちり読む。同じ著者の『代数的構造』が役に立つ。メモを取りながら読んでいたら、午前三時を過ぎてしまった。明日は朝が早いのに。
現代数学入門 (ちくま学芸文庫)

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