曇時々小雨。
渡辺京二を読む。
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石巻のガレキを北九州で処理することについて、北九州の「市民」とやらの反対運動・実力阻止に呆れる(参照、参照)。石巻なのに何故放射線が関係するのか。石巻の人たちはバイキンですか。だいたい、多少放射線量が高くてもどこかでガレキは処理されねばならないのに、自分たちのことしか考えていないではないか。ましてや、何度も繰り返すけれど、石巻ですよ。北九州に限ったことではないかもしれないが、民度の低さに嫌になる。それに追従する、報道ステーションの古舘は馬鹿だな。
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何だかおもいっきりロマンティックな曲が聴きたくなったので、ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番のディスクを取り出す。ピアノはもちろん(?)、DG盤のリヒテル以外に考えられない。この曲でほとんど胸をかきむしられる思いになるのは第一楽章なのだが、第二楽章も終楽章も好きだ。いつも偉そうなことを書いておいて、こんな曲をと思われる向きもあるだろうが、自分でもこの大甘な曲に聴き入ってしまうとは、弁解の余地がない(?)なあとは思う。でも、仕方がないではないか。音楽的にもっとも価値があるのは終楽章だろうが、これも見事に書かれた部分と、もう通俗的なまでに甘い甘い旋律とが、不思議にブレンドされている。これをすべて弾き分けられるのは、リヒテルしかいないだろう。あと、ありえなかったわけだが、若い頃のポリーニが弾いていたら、とはちょっと思う。剛直なラフマニノフになったのかもしれないけれど。
- アーティスト: リヒテル(スヴャトスラフ),ラフマニノフ,チャイコフスキー,ヴィスロツキ(スタニスラフ),カラヤン(ヘルベルト・フォン),ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団,ウィーン交響楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2009/10/21
- メディア: CD
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こんなのもあります(笑)。田中秀臣氏のブログより。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17855061