湯浅誠の100日間

NHK総合で、内閣参与となった湯浅誠さんの100日間を追ったルポルタージュを見る。よく言われている、地方自治体の臆病とか、官僚の事なかれ主義というのは、本当なのだなあとガックリくる。生きるか死ぬかという状況に追い詰められている人たちの、その身になってみるということができないのだ。誰でも官僚になったら、ああいう風になってしまうのだろうか。結局、世論が変らないと、政府にいても何もできないということがわかって、湯浅さんは辞表を出した。国というものは、もっと力があると思っていたよという、湯浅さんの言葉が印象的だった。