ウンベルト・エーコ『女王ロアーナ、神秘の炎(下)』

晴。早起き。


ペルゴレージスターバト・マーテルで、指揮はフィリップ・ピエルロ、リチェルカール・コンソート。最美の音楽。


ストラヴィンスキーのピアノ・ソナタ(1924)で、ピアノはアナトリー・ヴェデルニコフ


ショスタコーヴィチ交響曲第四番 op.43 で、指揮はベルナルト・ハイティンクシカゴ交響楽団。大曲の大変な演奏。しんどかった。

いい天気だったので外出。車外は 16℃。「珈琲工房ひぐち」にでも行こうかと思っていたのだが、行ってみたら定休日。ここは不定休なのに、間の悪いことで。なので「さくら珈琲 岐阜岩地店」にする。ブレンドコーヒー420円。なかなか悪くない珈琲だったけれど、どうも僕には上品すぎる味。すっきりしていて後味が口に残らないのはおいしい証拠なのかも知れないが、個人的にはもっと下品でいい。喫茶店のコーヒーというのは、どこでもこういう味が多いな。僕の好みはインスタントだと

とか。エーコの続きを読んだ。店は繁盛しているので、客の会話が結構うるさい。年配の方たちとかおばさんたちとかが大勢来ている。愛知・岐阜の「喫茶店文化」(どういう文化だ)。じつは岐阜市は、市民が外食につかう金額で全国一位なのである。


図書館から借りてきた、ウンベルト・エーコ『女王ロアーナ、神秘の炎(下)』読了。

女王ロアーナ,神秘の炎(下)

女王ロアーナ,神秘の炎(下)

Ruby 25歳を祝って世界中から届くツイートで、まつもとさんの TL が埋め尽くされている。それらや、お祝いの式典でのまつもとさんその他のスピーチの概要を読んで、アホなわたくしは少しうるっときたりする。はるけくもきたりつるかな。他人から見たらバカバカしいことはわかっているのでこれ以上書かないが、nice なコミュニティですね。プログラマというのは幼稚で少しイジワルだというイメージがあるが、プログラミングがこれほどふつうになってくると、よかれ悪しかれこの世界も齢を取って、ふつうの営為になっていくだろう。これからも、Ruby はユニークな位置を占めるというか、そうあってもらいたいものだと思う。プログラミングの「人間化」に向けて。