曇。
音楽を聴く。■バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第一番 BWV1001 (シュロモ・ミンツ)。
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
- アーティスト: ミンツ(シュロモ),バッハ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2000/12/20
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
Complete Solo Piano Works (Hybr)
- アーティスト: Nietzsche,Krucker
- 出版社/メーカー: New Classical Advt.
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
#
久しぶりにカルコス。何だかあまり買えなかった。
図書館から借りてきた、高橋龍太郎『現代美術コレクター』読了。著者は精神科医であり、現代日本アートの有名なコレクターでもあるそうだ。なるほど、おもしろかったし、口絵の作品たちの画像も確かになかなかいいものだ。しかし、地方在住の貧乏人には、正直言って縁遠い世界でもある。そもそもアートコレクションとは、貧乏人とは交わるところが少ない世界である。そして、本書の殆どは東京の話であり、また世界の話だ。自分は、そういう領域に追従するような気も財力もない。何でも、現代アートの世界として日本は既に中国や韓国に遥かに追い抜かれているそうだ。著者の言うところでは、「現代アートの舞台はなんであれ、国と都市の威信をかけた闘いになっている」そうである(p.158)。気持ちはわかるが、本当に自分とはあまり関係のない世界だ。自分としては、田舎で貧しく地道に、自分の世界でやっていくしかない。まあお金持ちのナショナリストは、著者の推奨する世界で遊んでみるのもよいだろう。頑張っていただきたい。「資産家として、まず百億(引用者注:円)を目安にコレクションをし始めるというのは、充分ありえるだろう。」(p.124)
- 作者: 高橋龍太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る