こともなし

曇。
 

バッハのイギリス組曲第六番 BWV811 で、ピアノはアナトリー・ヴェデルニコフ。見事なバッハだな。やはりヴェデルニコフ、只者でない。しかし視聴回数がわずか 300回あまりって、どうなっているのか。皆んなヴェデルニコフわかんないの?
 

ブリテンのヴァイオリン協奏曲 op.15 で、ヴァイオリンはジャニーヌ・ヤンセン、指揮はパーヴォ・ヤルヴィ。これは発見だった。僕はブリテンってあんまり知らないのだけれど、この演奏を聴いてびっくり。一見大したことないと思われるかも知れないが、僕にはむずかしい音楽だなあ。来歴がよくわからないのだよね。で、スケールはじつはとても大きい。聴いているとシベリウスが聴きたくなってくる感じではある。ブリテンは人気があるとはあまりいえないようだが、甘さがさほどないものなあ。でも、単純なシリアス一辺倒というわけでもない。何ともいいにくい、自分には不思議な音楽である。それから、たぶん今頃何を言っているかというところなのだろうが、ジャニーヌ・ヤンセンっていいヴァイオリニストですね。全然知らなかったのだが、これを聴いてその表現力の確かさにまいりました。相当のヴァイオリニストなのにちがいない。ヤルヴィも好サポートだよ。

PC 遊び。「最長片道切符」の算出にハマる。