奥飛騨家族旅行(第二日)

九時前にチェックアウトし、前日の酒代は「ぎふ旅コイン」で支払わせてもらいます笑。テキトーに予定を組んだだけで、基本的に帰るだけ。今日も暑くなりそう。
 
岐阜県三大瀑布」(?)だそうである、平湯大滝へ寄ります。

瀬の音が響く中、聴いたことのない鳥の囀りがします。また、たぶんセミの鳴き声と思われるものも聴こえますが、これもよくわかりません。

ママコノシリヌグイのようでもありますが、ハート型の斑のようなものが入っています。(追記。ミヤマタニソバと判明致しました。)

これが平湯大滝。遠方から。

接近して。
 
一時間あまりかけて、国道158号を高山まで戻ります。高山市内の、光ミュージアムというのに寄ってみます。ここは岐阜では有名な宗教団体の有する博物館で、似たようなのはこれまでに熱海のMOA美術館や、滋賀の MIHO MUSEUM を訪れたことがあります。それら超有名どころにはさすがに負けますが、ここは特に建物が奇抜でおもしろかった。フォトジェニックだったので、写真を多めに載せますね。

正面エントランス。


地下3Fまで一気に降りていきます。

岐阜では有名な左官の、挾土秀平氏の造った空間だそうです。


地上からの巨大な吹き抜け。このあと、ここで音楽(ドビュッシーアラベスク第一番でした)と光の明暗とで演出されたセレモニーみたいなのが演じられるのを見物しました。

展示室はいくつかあって、日本画、西洋絵画、近代日本絵画などを観ました。量は各部屋20~30点くらいかな、質はまずまず。ベラスケスが1枚あったのは収穫でした。ベラスケスの本物を観たのはたぶん初めて。いつかまとめて観たいものだと思いますが、プラド美術館にでも行かないとムリだろうなあ。あと、北大路魯山人展をやっていて、魯山人の焼き物がかなりたくさんありました。まとめて観たのは初めて。なお、上の写真は古代エジプト展(展示品はすべて複製)のツタンカーメン王のマスク、もちろんレプリカです。

一部しか見えませんが、建物はマヤ文明のそれがモチーフになっているそうです。

窓から外を。モスクみたいでもありますね。

地下から地上へ。
 
昼食は高山市内の「ざる蕎麦せと」にて。三人でちがう蕎麦を注文し、食べ比べてみました。
 
高山からは中部縦貫道東海北陸自動車道で一気に帰宅。途中、サービスエリアでいつものごとく、夕食を買っていきました。暑くて疲れたが、楽しゅうございました。二日間の総走行距離は、370.2km。