日曜日。曇。
音楽を聴く。■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第八番「悲愴」op.13、第十番 op.14-2(ギレリス)。「悲愴」はまさしく「鋼鉄のピアニスト」の面目躍如。第十番はちょっとテンポが遅いかな。これは意外に柔軟な演奏。■ベートーヴェン:交響曲第一番op.21(ティーレマン)。ティーレマンのベートーヴェンを聴いてみる。取り敢えず第一番を聴いてみたが、単純に伝統的な演奏とは云えないと思った。伝統は継承しつつ、新しさもあると云えるだろう。偶々同時期にベートーヴェン全集が発売されたおかげで、シャイーと比較されるが、それは確かに意味があると思う。まだあまりティーレマンに慣れていないのだが、とにかくスケールは大きい。それは大したもの。それからここでは、ウィーン・フィルは意外と乾いた音をしている。
- アーティスト: Christian Thielemann
- 出版社/メーカー: Sony Classics
- 発売日: 2012/01/02
- メディア: CD
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- アーティスト: シャイー(リッカルド),ラング(ペトラ),プラハ交響合唱団,オランダ児童合唱団,マーラー,バッハ,ウォルデ(ウィルマ・テン),ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2004/06/30
- メディア: CD
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ハイデガー『存在と時間(三)』読了。熊野純彦訳。全巻完結を俟って、もう一度通読する必要があるだろうな。
- 作者: ハイデガー,熊野純彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/09/19
- メディア: 文庫
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著者は戦争博物館は、もっとエンタメ性を強めてもいいという考えだ。とにかく、人に見てもらわなければ仕様がない。日本のそれは、淡々と歴史的遺物を展示するという、地味なものがほとんどで、インパクトも思想もないと。
それから、著者の考察で、これからの戦争は無人化・機械化されていくだろうというのは、洵にそのとおりだと思う。戦争が機械同士のものになれば、我々はどういう言葉で戦争に反対するのかという著者の問いは、鋭いと思った。もっと簡単に戦争が起きるようになるのか。しかし自分は、人間の血が流れなくなることはないような気がする。殺さなければ、戦争をする意味がなくなるから、殺すと思う。そういうものではあるまいか。嫌だね。
それから、付録のももクロとの対談は爆笑。でも、彼女らはバカだが、ゆずれない基本的なところは、自分よりもしっかりしているなと思った。そこが大切なのではあるまいか。
- 作者: 古市憲寿
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: 単行本
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攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 06 を観る。第十一話は感傷的。初期義体の女の子は少佐なのか。ふーん。と思ったら、第十二話では急展開。これはどうなるのだ…
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2004/08/27
- メディア: DVD
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