水野忠夫『マヤコフスキイ・ノート』

晴。
水野忠夫『マヤコフスキイ・ノート』読了。骨太の名著。ロシア未来派ロシア・アヴァンギャルドか。平凡社ライブラリーには、時々とんでもないものが入るな。詩は翻訳で読んでもダメなのだろうが、それでもいいから読んでみたい。どこの出版社か、出しているのかな。

新版 マヤコフスキイ・ノート (平凡社ライブラリー)

新版 マヤコフスキイ・ノート (平凡社ライブラリー)

当分ナチュラルに書けない予感。

安藤礼二のツイートより。

神(超越)の言葉を、ある媒介を介して聴き、それを解釈して、新たな表現として定位する。それは宗教の起源であると同時に文学の起源でもあるわけです。折口は、明らかにヨーロッパの一神教とアジアのシャーマニズムの狭間で文学の発生を考えていた。それは「批評」そのものだと思うのです。

本当だろうか。安藤氏も詳しい筈の、仏教でもそうか? 仏教は超越の言葉を聴くのか?

高橋源一郎さんの今夜の「小説ラジオ」には深く打たれた。つい「ほぼ日」のUSTREAM中継まで観てしまった。