岐阜県美術館

数日ぶりに晴。
岐阜県美術館を訪ねる。特別展はやっていないが、収蔵品展を観る。320円なり。最近絵を観ていなかったので、見るものどれもおもしろく感じる。山本芳翠の「裸婦」も「浦島図」も、共に以前見ているものだが、古典主義的な作風が気持ちよい。こういうのが自分の好みなのだなと思う。「現代美術」では、前田常作の「人間風景No.12」が気に入る。
 岐阜県美術館が集めているルドンもいい。守洞春(1909-85)は飛騨の版画家で、生誕百年ということで特別に展示してあったが、まあ一流ではないのであろうけれども、そんなことはどうでもよくて、満足して観た。
 外へ出ると、目が洗われたかのように、風景が新鮮だった。やはり、たまには美術館へ行かないと。
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