雨。昼までに上がる。今日は暖かい。
起きたら何となく、ベートーヴェンの交響曲の中でもいちばん俗な、第七番の終楽章が(もう何年も聴いていないのに)聴きたくなったので、カラヤンの1983年の録音で聴いて圧倒される。美しい。第二楽章の葬送行進曲など、耽美的すぎるという人も必ずいるだろうが、射程はたいへんなものだ。聴きたかった終楽章は、アクセルを踏み込んでも実になめらか。明晰な構築性も特徴で、聞き終わったあと、楽曲全体が頭にそっくりインプットされたような感じさえする。
- アーティスト: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カラヤン(ヘルベルト・フォン),ベートーヴェン,カラヤン(ヘルベルト・フォン),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
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