グリム童話(上)

晴。
池内紀訳の『グリム童話(上)』読了。この訳で読む限り、そんなに文飾があるというのでもない。原書の再版は、弟のヴィルヘルムがかなり文を飾ったようだが、訳者はそちらを採らなかった、ということらしい。中身のお話は、以前どこかで読んだものがたくさんあって懐かしかった。かつて「本当は恐ろしいグリム童話」とかいうような本があったが、まあ確かにそうですね。

グリム童話(上) (ちくま文庫)

グリム童話(上) (ちくま文庫)