晴。
池内紀訳の『グリム童話(上)』読了。この訳で読む限り、そんなに文飾があるというのでもない。原書の再版は、弟のヴィルヘルムがかなり文を飾ったようだが、訳者はそちらを採らなかった、ということらしい。中身のお話は、以前どこかで読んだものがたくさんあって懐かしかった。かつて「本当は恐ろしいグリム童話」とかいうような本があったが、まあ確かにそうですね。
- 作者: グリム兄弟,池内紀
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1989/12/04
- メディア: 文庫
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