日曜日。曇。
NMLで音楽を聴く。■ハイドンのピアノ・ソナタ第十二番 Hob.XVI:12、第三十番 Hob.XVI:19、第三十一番 Hob.XVI:46、第四十五番 Hob.XVI:30、第四十九番 Hob.XVI:36 で、ピアノはハンス・ライグラフ(NML)。1960年のモノラル録音。
ライグラフによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集を第1, 2, 3集と楽しく聴いてきたが、第4, 5集は(わたしには)とても聴けたものではなくて、狐につままれたような思いである。というわけで(?)ハイドンを聴いてみたのだが、これはすばらしい。いったい、なんだったのかな。
2007年録音も聴く。ピアノ・ソナタ第五十八番 Hob.XVI:48、第五十九番 Hob.XVI:49、第六十番 Hob.XVI:50、第六十二番 Hob.XVI:52、アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6 で、ピアノはハンス・ライグラフ。
さて、CDだと二枚組を一気に聴いた、しんどかったー、でも、とても充実したハイドンだった! ライグラフは(モーツァルトでは個人的にちょっとわからないところもあったが)基本的にすばらしいピアニスト、音楽的というのかな、技術の冴えとかで聴かせるのではなく、中身で真っ向勝負だ。音もバックハウスのように引き締まっていて美しく、シュナーベルの系統のピアニストというのがよくわかる。

昼。
U-NEXTでポイントを使って『敵』(2024)を観る。吉田大八監督、107分。
筒井康隆原作、わりとおもしろかったな。エンタメなので、小道具に至るまですべての伏線が回収されるのが律儀。主題はまあ、「老人のボケ(認知症)」ということなのかなあ。
あちこちで絶賛されている河合優実を初めて見たが、ただのしょんべんくさい小娘の役だった。って、わたしは俳優・演技についても何も知りません。
主人公の老人がひとり暮らしをしているのだが、自炊している、麺類がおいしそうだった笑。全体をとおして、食事の場面が多いな。
NHK+で NHKスペシャル「レアアース 覇権の正体を追う」を観る。
現在、レアアースの供給において世界のシェアの九割を中国が握っていることは周知で、世界的な安全保障上の「脅威」になっているが、中国では早くも鄧小平が、レアアースに注目していたのだという。非常に先見の明があった。
ただ、もともと中国には高い精錬技術がなかった。そこに技術を提供したのが、当時、世界屈指の先端産業をもっていて、レアアースが必要だった、日本(企業)だというのだ。これは知らなかった。
その日本の技術と安い労働力、ゆるい環境規制もあって、そのうち日本のレアアースは価格で中国に対抗できなくなり、日本のレアアース産業は失われた。まことに、先見の明が、なかったというしかない。
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アンゲラ・メルケルの自伝(あるいは回想録)の続きを読む。わたしは本書から特に「政治」について学びたいということはなく、ただ、旧東ドイツ出身で、ドイツ首相を16年間もの長きにわたり務めた彼女が、どういう人間なのか、興味を抱いて読んでいるところがある。いま、ドイツではメルケルさんの政治を低く評価する向きも多いように見えるが、それはどうなのか、とか。
夜、早寝。
