諏訪哲史『領土』 / 「虚構推理」(2020)を観る

晴。秋めいた空、涼しい。
朝食に(自家製)ブルーベリージャムをたっぷり載せたバタートーストを食う。
 
ブログ「栗カメの散歩漫歩」さんのところで、中沢さんの新連載が始まったのを知る。筑摩書房のPR誌「ちくま」において、題は「構想力の民俗学」ということだ。これはうれしい、期待大だ。ただ、「webちくま」には(まだ?)ないようだな。まあ、単行本になってからまとめて読むのも悪くないんだが。
 それで検索していたら、中沢さんの公式サイトを発見し(いつ頃できたんだろう、前はなかったと思う)、そこで「集英社学芸の森」というウェブマガジンに、「EKIBEN―食べられる曼荼羅」という連載があるのも見つける。二、三箇月に一度くらいの頻度で更新され、現在第3回まで掲載されているようだ。
 
髙橋節郎。

8.4 豊田市美術館の髙橋節郎館にて。
 
昼。
●第771回:停電、断水、熱中症、コロナ感染――生かされていない災害大国の「教訓」(雨宮処凛) | マガジン9
熊本など、十年前にも大地震があったのに、それでも対策が疎か、ってなもんだ。わたしの住む地方でも(NHKなどで)よく東南海地震関連の情報番組が流れるが、それにも関わらず、たぶん、避難所対策など、現実はまったく不十分なのだろうと推測している。だって、わたしの住んでいる市でも、我々住民はなーんも聞いとらんよ。NHKなど「いまの対策はこんなに進んでる!スゴイ」系の情報ばかり無意味に垂れ流さずに、きちんと取材して、「実際はまだまだこんなに不十分」というツッコミを入れて欲しいんだが。これこそ、人の命に関する重要事なのだから。
 それにしても、大きな体育館でも、家庭用エアコンを取り付けるだけで随分ちがうって、なにかでやっていたぞ。いや、それどころか、いまだに避難所でダンボールの仕切りすらない雑魚寝なんて……マジ終わってるな、日本。いったい、阪神・淡路大震災から何年経ったよ。
 

いつもの「コメダ」にて読書しようと行ったら、お盆休みのせいで混雑、イオンモールの駐車場もいっぱいだったので、以前一度だけ訪れたことのある「豆の湯」へいってみる。昭和風のレトロなお店で、実際随分と昔からここにある。落ち着いて、シックで清潔な感じ、悪くない雰囲気だ。東京でなら「純喫茶」などといわれるかも知れない。田舎のやかましいオバハンたち(別にそれはそれでいいと思うが)も、いなさそうだ。アイスコーヒー550円。
 図書館から借りてきた、諏訪哲史さんの『領土』(2011)を読み終える。前に書いたことに特に付け加えることはないが――最近ではめったにない、豪奢な幻想短篇集だな、とだけいっておく。小説狂の書いた凝りに凝った小説たちだから、わたし程度には贅沢すぎるほどの読書だった。若い人たちの薄っぺらな「現代小説」に飽き飽きしている向きなどに、お勧めしておく。
 全体の半分くらい(後半)は、句読点のなく、行分けした、一見「詩」のような作品がずっと並んでいるが、著者はあとがきで、あくまでも小説であると、言い張っておられる。さて、わたくしのごとき「文学」のわからない貧しい人間にはなんともいえないのだが、いずれにせよ、素敵におもしろいことは事実だ。是非、実見されたい。

 
●パレスチナ人の住宅を包囲、飢えさせて追い出す……イスラエル人入植者の新しい手法(BBC) - YouTube
いったいこれが人間のやることだろうか。
●世界の石油備蓄、米イラン紛争長期化でいつまで持つのか(ロイター) - YouTube
 
夜。
『虚構推理』(2020)第12話(最終話)まで観る。めっちゃおもしろかった! なるほど、伝奇ミステリ、頭脳戦かー。主人公のちんちくりんの、一眼一足、義眼義足の饒舌美少女(?)琴子が、ほんと魅力的だな。不死身の能力者・九郎といいコンビだ。2期はもう少し恋愛部分を増やして欲しいな。OP, ED もカッコよかったぜ。
虚構推理

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  • 鬼頭明里
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