辻井喬『鷲がいて』

晴。
音楽を聴く。■モーツァルト交響曲第三十三番K.319(ガーディナー参照)。
早朝出勤。

YMO を聴く。
今でも新鮮に聴けるのだが、若い人はどう聴くのかな。聴いていない人は、たぶん聴いた方がいいと思う。YMO は同時代だった(小学生だったかな?)けれど、僕が聴き出したのはもっと後だった。

UC YMO [Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra] (通常盤)

UC YMO [Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra] (通常盤)

ルサンチマンを覚えるものまで取り込んでしまう。
法界に常住すること。

音楽を聴く。■ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第一番op.78(ニルス=エリク・スパーフ、エリザベト・ウェステンホルツ)。スパーフのヴァイオリンはよい。ピアノは第一楽章は曲に合っていないように思えたのだが、そのうち気にならなくなった。この曲は大好きな曲だが、なかなかよかったと思う。
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集 [Import]

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集 [Import]

■R・シュトラウス英雄の生涯op.40(バレンボイム)。シカゴ響の超絶ハイクオリティ・サウンドがものすごい演奏。殆どバレンボイムとかどうでもいい。というか、相変わらず薄味な演奏をしやがってという感じで、若い頃の才気はどこへ行ったのか。ただ、角がまったくない、なめらかなサウンドは耳に超心地よい。ドバイの超高級リゾートで、最高級のオーディオ装置を以て聴くべき演奏だろう(か知らんけれど)。
Chicago Symphony Orchestra & Barenboim Play Straus

Chicago Symphony Orchestra & Barenboim Play Straus

シューマン:ピアノ協奏曲op.54(エレーヌ・グリモー、エサ=ペッカ・サロネン参照)。ブラボー、素晴らしい! と云いたいところなのだが、自分がこの曲最高の聴かせどころだと思う第一楽章のカデンツァだけ、グダグダなのだ。何ということ。もったいなさすぎる! 他はじつにロマンティックなのに。それに、指揮があんまり見事なので誰かと思ったら、サロネンでした。深く納得。グリモーも指揮に相当インスパイアされているのではないか。特に終楽章は、名演と云って差し支えないと思う。本当に惜しい。

図書館から借りてきた、辻井喬『鷲がいて』読了。詩集。
鷲がいて

鷲がいて