山田稔『残光のなかで』

晴。寒い。
山田稔『残光のなかで』読了。静かで澄明な文体。でも、射程は短くない。何となく堀江敏幸を連想したが、これは順序が逆ですね。自分には、堀江以上に好ましい。もっと文庫化されてもおかしくない文章家だと思う。二十年ほど前に出版された、アルフォンス・アレーの翻訳の福武文庫が忘れられない。

残光のなかで (講談社文芸文庫)

残光のなかで (講談社文芸文庫)


細野晴臣の『MEDICINE COMPILATION』を聴く。未だに聴くに値するな。
MEDICINE COMPILATION from the Quiet Lodge

MEDICINE COMPILATION from the Quiet Lodge