朝起きたら、雪が20センチほど積もっていた。これだけ降ったのは何年ぶりか。
しかし、昼までに晴れる。
ジャック・アタリ『1492 西欧文明の世界支配』読了。これを読むのはキツかった。しかし、一四九二年はコロンブスのアメリカ大陸「発見」の年だが、本当にこの年がそんなに意義深いのか。ここから「進歩」ということが始まり、世界は西欧のものになったというのだが。読みつつも、あまり本論に関係がないかもしれないが、キリスト教ということが頭を離れなかった。すなわちキリスト教とは、その根本教義のひとつに、「キリスト教徒でない者は救われない」ということがある宗教なのだ、ということである。これは、我々がキリスト教文明を考えるとき、常に念頭にあるべきことだと思う。
- 作者: ジャックアタリ,Jacques Attali,斎藤広信
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/12/09
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (23件) を見る