曇。
プール。アピタとその本屋。
積ん読本を一気に整理する。
橘木俊詔『格差社会』読了。日本において貧富の差が広がっているという点、特に意外な内容はなかったが、それだけ本書の中身が一般化したということだろう。日本の政府はすでに充分「小さな政府」であり、これ以上小さくする必要はないというのは、その通りだと思う。まあ結局自分などが望むのは、漠然とした言い方になるが、「真面目に働けば、貧しくてもそれなりに人間らしい生活ができる社会」になれば、ということで、それで取りあえず満足だ。今の日本はしかし、どう見てもそうなっていないのである。
- 作者: 橘木俊詔
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/09/20
- メディア: 新書
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