2013-03-24から1日間の記事一覧

安岡章太郎『花祭』/島田雅彦『食いものの恨み』

日曜日。晴。 図書館。 安岡章太郎『花祭』読了。少年の性の目覚めを描いた小説で、いかにも日本の近代文学らしく貧乏臭いものであり、まあ何ということもなかった。この小説は作者が四十歳を越えてからのものであるが、今のすれっからしの感覚からすると、…