2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

アルゲリッチのショパン・アルバム/中央公論特別編集『吉本隆明の世界』/大久保洋子『江戸の食空間』/長嶋有『タンノイのエジンバラ』

日曜日。曇。寒くなった。 七〇年代の、アルゲリッチのショパン・アルバムを聴く。まず二十四の前奏曲だが、まるでこの場で音楽が生まれたかのような、瑞々しい演奏だ。即興的で詩的というか、しかしこの曲の演奏で「詩的」というのは、じつはありふれている…

ポール・セルー『鉄道大バザール(上)』

晴。 朝早くから、何だろう、このカラスどもは。 このところあまり読めない。あまり調子がよくないなあ。どうも取り留めがない。文体も変ってしまうかも。 # ポール・セルー『鉄道大バザール(上)』読了。阿川弘之訳。アメリカ人作家による、ユーラシア大…