2010-05-07から1日間の記事一覧

芥川龍之介『奉教人の死』

雨。 芥川龍之介『奉教人の死』読了。芥川の「切支丹」物をまとめた本。深みには欠けるが、さすがに読ませる。深み云々というのも、芥川の年齢を考えれば、当り前のことかもしれない。近代日本の文学者というのは、皆あまりにも若い。奉教人の死 (新潮文庫)…