岐阜県美術館で「大正・昭和‘モード’の源泉」展

曇。
昨晩はアニメ『true tears』を六時間かけて一気観して明け方近くまで起きていたので、少し寝不足である。
夜明けが遅くなってきたのにつれて起床の時間も後にズレてきたので、昼までがなんか短く感じられる。
健全な(?)精神状態ってのは、俗情がポツポツと湧いてこないといけないんだよな。何も感情が湧いてこない「平穏」というのは、人間の住める場所でないような気がする。
 
NML で音楽を聴く。■シューマンの「森の情景」 op.82 で、ピアノはデルフィーヌ・バルダン(NML)。1997年、クララ・ハスキル国際コンクール優勝時のライブ録音らしい。検索してみると、フォーレ舟歌全曲録音を評価している人がいた。

■バッハのイギリス組曲第四番 BWV809 で、ピアノはアレクサンドラ・パパステファノウ(NMLCD)。
 
昼。
イギリスの難民受け入れ政策、内相が大幅変更目指す デンマークを手本に(BBC) - YouTube
 
ひとりで岐阜県美術館へいってくる。

「大正・昭和‘モード’の源泉」展を観る。一般1000円、観客はわたしを含め 4人だった。いわゆる「大正モダニズム」(大正ロマン)、商業展開(ポスターなど)がなかなかおもしろかった。あとは、アクセサリなどの工芸品、アール・ヌーヴォーに影響を受けていたり。
 常設展示、坪内節太郎(1905-1979)は各務原出身、牧野伊三郎(1870-1895)は中津川出身(共に岐阜県である)。わたしごときに特にいうことはない。現代アートは「梱包」で知られるクリストの、「作品」写真など。わたしはクリストに興味がない。荒川修作のドローイング等はなかなかおもしろかった。(岐阜県)養老にある「養老天命反転地」のそれ。養老天命反転地は一度いってみたいんだよなあ。
 常設展示は観客がわたしひとりで、ガランとしていた。
 隣の県図書館へ寄り、先日借りるのを忘れていた、マーク・フィッシャーの『資本主義リアリズム』を借りてこようと思ったのだが、資料検索すると「貸出可」とあるのに、なぜか書架にない。閉架でもない。机で勉強している人がもっていったのか。

時雨れる。外気10℃くらいで、コンビニでは温かいほうじ茶を買った。上は JR岐阜駅の東を車内から撮ったもの。
 
夜、早寝。