ヴィキングル・オラフソンのゴルトベルク変奏曲を聴く

日曜日。晴。暖房が必要になってきた。
長時間眠る。目覚めてもそのままうとうとする。
 
NML で音楽を聴く。■バッハの協奏曲 BWV974 で、ピアノはヴィキングル・オラフソン(NMLCD)。マルチェッロのオーボエ協奏曲を、バッハがトランスクリプトしたもの。■ドビュッシー弦楽四重奏曲 ト短調 op.10 で、演奏はベルチャ弦楽四重奏団NMLCD)。この曲ってこんなカッコよかったんだなあ。
 
スーパー。いい天気。
 
昼。
■バッハの「ゴルトベルク変奏曲」 BWV988 で、ピアノはヴィキングル・オラフソン(NML)。わたしの知る限り、いま世界でもっとも豊かな才能をもつピアニストによる、待望のゴルトベルク変奏曲。何といっていいかわからないが、そう、もはやすべてがポストモダンの掌中から逃れられず、歴史を本質的に次の段階へもっていく若い才能など、わたしの生きているうちにはあらわれないような気がしていたが、そんなことはないのだなあ。ヴィキングル・オラフソンは、恐らく30年とか50年経ってふりかえった方が、わかりやすい音楽家だろう。ここには、信じられないことに、何か新しいものがある。将来、それは何と呼ばれることになるのか。
 それにしても、これは坂本龍一さんに聴いてもらいたかったアルバムだなあ。ヴィキングル・オラフソンが DG に録音したグラス・アルバムにいち早く注目した坂本さんだ、このアルバムもきっとおもしろく聴いただろうに。また、カラヤン吉田秀和さんならどうコメントしただろう、なんてつい空想してしまう。
 本当に、やわらかくて美しいピアノ。ポストモダンをすべて掌中に収めてしまう透明な巨大さ。2023年4月のスタジオ録音。74分。

配信で来るのか、CD を買わなければならないのか迷ったが、配信で来てくれましたよ。でも、あまりにも尊いので、CD を買って感謝の気持ちをあらわしてもいいくらい。いやー、しかし、しんどかったー。
 
 
ファミリーマート各務原総合体育館店に車を駐めさせてもらって、40分散歩。











 
 
夜。
トニカクカワイイ(シーズン2)』第8話まで観る。バカバカしすぎて可笑しいな。いや、これを観てしまえる自分って。いったい俺は何を観てるんでしょうか…。
 主人公ふたりの他に、要(かなめ)ちゃんがスパイシーでいいよね。この有栖川姉妹が笑える。