綿矢りさ『私をくいとめて』 / 「サマータイムレンダ」(2022)を観る

冬至。雨。
 
NML で音楽を聴く。■ショパンのバラード第一番 op.23 で、ピアノは務川慧悟(NML)。まあまあ。他にもつまみ食いしてみたが、大したことはなし。ブーレーズなど、強音が汚い。ラフマニノフの「楽興の時」も、悪くないところもあるが、惹きつける力が弱い。

シューベルトのアレグレット ハ短調 D915 で、ピアノはエリック・ルー(NMLCD)。■ラヴェルのピアノ協奏曲で、ピアノはユンディ・リ、指揮は小澤征爾ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団NML)。これぞ一流ピアニストの演奏って感じ。小澤征爾ベルリン・フィルのバックも当然ながらすばらしい。文句のつけようもなし。ドビュッシーの第一狂詩曲で、クラリネットはザビーネ・マイヤー、指揮はクラウディオ・アバドベルリン・フィルハーモニー管弦楽団NMLCD)。
 
昼。晴、曇、雨、曇。
モーツァルトのピアノ・ソナタ第十三番 K.333 で、ピアノはカール・ゼーマンNMLCD)。カール・ゼーマンモーツァルト、ほんとによいな。こういう地味な実力者のコンプリートBOXなんかがいまだに出てしまうところが、ヨーロッパの凄さだと思う。なんと1953年の録音ですよ。大昔ではないか。■バルトークのピアノ協奏曲第二番で、ピアノはゲザ・アンダ、指揮はフェレンツ・フリッチャイ、ベルリン放送交響楽団NMLCD)。
 
少しだけ昼寝。
ウチの金柑とみかんを食う。
 
五時で外は真っ暗。
 
図書館から借りてきた、綿矢りさ『私をくいとめて』(2017)読了。最後の方はまーテキトーに読んだ。 
夕飯に冬至カボチャを食う。
 
 
夜。
サマータイムレンダ」(2022)第25話(最終話)まで観る。あー、ほんっとによかった、ハッピーエンドで。どうなることかと思った。練りに練られた極上エンタメだった。慎平と潮は、最後のたこ焼きのシーンで、凄惨な記憶は戻ったのかな。まあ、どっちでもええわ。2クールを使ってじっくりと描いたのは好結果だったと思う。傑作。