おちょぼさんへ

日曜日。晴。
仕事がジリ貧で、いつまでやれるかという感じなので、父が海津の「おちょぼさん」(千代保稲荷神社)へ行こうという。商売の神様なのだ。好天なので、ドライブも兼ねて出発。カーナビの教えてくれる不思議な道で行く。長良川の堤防の上を行くのは気持ちがいい。
 おちょぼさんの参道は人でごった返している。このあたりの人はボロい商売をやっていられるな。で、油揚げを供えるのだが、蝋燭と合わせて50円で、値上がりしているではないか。これだけで50円とは…。参拝。参道の両脇の店を覗いて歩くが、自分は特に買うものなし。
 そこから、昼食を取ろうと道の駅「クレール平田」へ行ったのだが、すごい人で断念。みんな道の駅好きすぎ。海津市歴史民族資料館へ。田んぼの中にたいへん立派な建物で驚く。バブルの余波の頃に建てたらしい。大した展示物はないのだが、「輪中(わじゅう)」(参照)の歴史などはおもしろい。しかし、三階の御殿の豪華さはなんですか。能舞台まであるではないか。ちなみに、客は我々以外に、男の方がひとりだけ。
 近くのうどん「波乃家」馬目店にて昼食。大海老ざる蕎麦。今度は、道の駅「月見の里南濃」へ。ここも駐車場がいっぱいで、何とか場所を見つける。本当にみんな道の駅好きすぎ。地元の物産をひやかしたあと、養老の津屋川堤防へ(参照)。彼岸花の群生地なのだが、盛りは過ぎていた。しかし、田園風景は美しい。まだこんなところが残っているのだなと思った。


2013年夏・秋_70
2013年夏・秋_73
2013年夏・秋_67

カルコス。
音楽を聴く。■ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ(テツラフ、アンスネス)。

Janacek; Debussy; Ravel; Nielsen : Violin Sonatas

Janacek; Debussy; Ravel; Nielsen : Violin Sonatas