台風接近、強い雨。
●第731回:「不法滞在者ゼロプラン」の裏で、存在自体が「違法」とされてしまう子どもたちに今、起きていること。の巻(雨宮処凛) | マガジン9
『私は外国人よりも、「外国人問題」でここまで露骨に負の感情を剥き出しにした日本人の方をよほど「問題」にしたいし、そっちの方がよっぽど怖い。』
「ルールを守るのが当たり前」という声がある。確かにそれは「正しい」が、所詮ルールというものも、人間が作った「言葉」にすぎない。まともであるとは、何か。人間らしいとは、何か。残念ながら、いま、これほどむずかしいことはない。
●ある日突然、「お父さんはあの事件の犯人」と言われたら。衝撃的すぎた『爆弾犯の娘』 | 生きづらい女子たちへ(雨宮処凛) | イミダス
わはは。笑える(笑っていいのかな?)。
しかし、雨宮さん、その脚本家さんの「文化資本」(ブルデューの概念ですよ)の豊かさに嫉妬で悶絶しているといって、北海道の田舎出のくせに(?)、雨宮さんもめちゃくちゃにブッ飛んだ人生を送っておられるじゃん。これだよね。ほんと、雨宮さん、好きやわ。
安原顯『乱読すれど乱心せず』(2003)を読み始める。おもしろい。クソ日本人、五流国家日本、人類への呪詛で充満している。ヤスケンにイデオロギーはなく、その文学への嗅覚は、すべて直感的なものだ。だから迷路のように入り組んで時にひどく理不尽であるが、そもそも文学とはそういうものではないのか。文学のわからないわたしがいうのも何だが、こういう「文学」なら、わたしにもめっちゃおもしろいし、わたしの読んできた「文学」もそういうものだった気がする。
ヤスケンはとっくに死んでしまったが、それから日本人はさらに無味無臭、一種の「生ける機械」に成り果てたよ、そのことをつくづく感じる。人のことはいえないが。
ゆくりなくも福田和也を思い出してしまったが、福田も理不尽で、で、崩壊して、死んでしまったな。
小説とは基本的に抽象概念の世界であるヨーロッパの知的風景において、反主知主義的傾向の間欠的な噴出であったが、現在ではヨーロッパにおいてもそのような意味での「小説」は衰退し、あとは抽象概念に支配された精神的廃墟の光景が広がっている。そんなことも、ちょっと思い出した。

先日亡くなった Sさんの仕事場、9.1 に撮ったもの。わたしが子供のときからウチの隣にあった。
昼。雨已む。
與那覇潤『平成史』の続き。第八章まで読む(1998-2004)、これで半分くらいか。おもしろいし、著者の思想的膂力には敬服しかないが、しかしねえ、つくづくうんざりするのも正直なところだ。まあ、著者にうんざりするだけでなく、平成という時代にもうんざりするのだが。概念、概念、概念、概念になんでも詰め込んで、「意味」がはち切れそうだ。その果てに、「意味」が擦り切れ、すべてがホワイトノイズ化していく感じ、というのはわたくし、いつもいってることでありまするが。
しかし、こんなに江藤淳って連呼している本は、ひさしぶりに読むよ。著者は右翼や左翼って言葉にはすっきり収まらない人だが、敢て分類するなら、やっぱり右寄りに見えるな。政治や人々の生活ってところに重点を置いていて、例えば(文化左翼親和的な)アヴァンギャルド芸術、ハイ・カルチャーみたいなのには、まったく触れられていない。サブカルにはかなり言及しているのにな。
図書館から借りてきた、青木海青子(みあこ)『不完全な司書』(2023)読了。エッセイ集? 著者は奈良の山奥、東吉野村にて私設図書館「ルチャ・リブロ」をパートナーとやっておられる方。本書は 8.20 から、少しずつゆっくりと読んだ。感想は前に書いたから繰り返さない、ただ、本と森を接続するというのは、思想的可能性があるように感じると、再びいっておこう。読めない本が個人的に多くなってしまったので、本書はありがたかった。
坪内祐三さんの『文庫本千秋楽』(2020)を70ページほど読む。なかなかおもしろい。が、活字を追っているだけで、意味が頭に入ってこない。脳内で意味が瞬時に解体されてしまう。という読み方では、70ページくらいが限界である。ヒドい読み方だな、坪内さんは博覧強記で、なかなかおもしろいんだが。本が読めねーのよ、わたしはね。
夜。
●本編映像「アリスとの出会い」篇|劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』| YouTube
公式映像。
●【公式】『色づく世界の明日から』1~2話 【期間限定配信】 | YouTube
P.A.WORKS のアニメの中で僕がもっとも好きな作品。いつまで配信されているか知らないけれど、よろしければどうぞ。
U-NEXTで『色づく世界の明日から』を観返す。第8話まで。これまで、これ以上好みの作画を観たことはないな。本当にきれいだ。京アニ(京都アニメーション)の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の作画も凄かったけれど、好みはこちら。
