内田樹&石川康宏『若者よ、マルクスを読もうIII』

曇。
 
昼飯は菜飯にじゃがいもとさつま揚げを炊いたもの、キュウリの糠漬けに味噌汁という田舎飯。菜飯は大根葉を刻んだものを炊き立てのご飯に混ぜた。大根葉とか、さすがにそんなもの、スーパーなんかでは売っていないよね。片々としすぎて売るまでもないというか。
 
次期トランプ政権の中東政策が悲惨なものになりそうなことが、既に見えている。トランプも次期国務長官(に任命されると目されている人物)もイスラエル寄りに過ぎる。バイデン政権のクソみたいな対パレスチナ政策ですらひどいのに、それを上回る悲惨さがやってきそうだ。
 UNRWA などによれば、現在のガザの人道状況はあいもかわらず最悪を超えている(日本では忘れられていそうだが)。イスラエル国内では、トランプ政権を見越してだろう、ガザやヨルダン川西岸地区のイスラエルへの併合(完全に国際法違反の国家犯罪であることは、いうまでもない)すら、話に上っているという酷さだ。
 ガザは希望がない生き地獄だ。国際社会はなぜこれを許容し、また我々は現実を見ないのか。こんなことが許されていいのか? 我々はなぜ無関心なのか? 彼らは助けてくれ、この状況を見て見ないふりをしないでくれと、我々に懇願しているのに。
 
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いまにも降りそうな天気。珈琲工房ひぐち北一色店。
『若者よ、マルクスを読もうIII』の続き。おもしろい。
 
図書館から借りてきた、内田樹&石川康宏『若者よ、マルクスを読もうIII』(2018)読了。第三弾もおもしろかった。本書についてわたしごときが語れることはないのだが、なぜ若者でない、いいおっさんが、本書を読むのか。わたしはこの歳になっても、恥ずかしながら、政治というものがちっともわかった気がしない。いまさらながら、少しずつゆっくりとお勉強しているのだが、マルクス関連というのは、政治について、かなりのお勉強になるのである。ついでながら、それは経済にも思想にも繋がっている。
 資本主義、である。マルクスは、資本主義を徹底して考えた。わたしなんかでも資本主義は全面的には肯定できないのであるが、しかし、資本主義以外の選択肢が現れる気配はない。わたしたちは、否でも応でも資本主義の中で生きていくしかない。資本主義の中でどうしようもなく生きていきながら、資本主義について批判的に考える。それにはマルクスが、そしてマルクスについてこれまで考えられ、実行されてきたことが、じつに役に立つ。
 エスタブリッシュメントは、当然ながら、資本主義を肯定している。彼らは資本主義世界における勝ち組であるから。それだけならいいのであるが、資本主義社会における我々「負け組」は、すべてではないかもしれないが、それでも抑圧され、虐げられている現実がある。そのとき、エスタブリッシュメント(学者や知識人や文化スターの多くもそれである)の語る「言葉」を、我々はどう考えるか。我々は世界をどう認識していくのか。
 まあ、我々が社会に対して不満を一切もたないなら、政治への関心もないわけだよね。実際、いまの若い人たちの「政治への無関心」といわれるものは、たぶん、不満がないか、あってもそれを政治で解決できるとは思っていないからだろうな。だから、選挙にもいかないのだろう。

マルクス(主義)は我々を「洗脳」すると(一部で)見做されてきたのだが、じつはそれ以前に我々は(生まれ育ってきた中で)既に何か(いや、はっきりいえば「資本主義的価値観」である)に知らず知らず、「洗脳」されていたのである。じつは、マルクス(主義)が、その解毒剤のひとつだったりする。なんとなく、この歳になって、そんなことが見えてきた。
 
夜。
『アマガミSS plus』(2012)第6話まで観る。2期で、何をやるのかと思ったら、1期の後日譚なんだな。原作ゲームにはなくて、アニオリ(オリジナル・アニメ)らしい。ここまで、絢辻詞、桜井梨穂子、七咲逢篇で、順番は1期の逆ということかな。どれもいいんだけれど、やっぱり強烈なのは絢辻さんだよね。見事なクーデレって感じで、絢辻さんのデレは破壊力がありますね笑。いや、残りも楽しみだな。