晴。毎日35℃を超える酷暑。
昼寝。
参議院選挙の期日前投票に行ってくる。クソ暑い。岐阜選挙区の投票では、わたしとしては共産党候補に入れるしかないので、死に票になりそうだがそうする。比例区では共産党かれいわに入れるか迷ったが、放射能デマを反省しない山本太郎にもかかわらず、えいっとれいわに。それでもつまるところ自民・公明・維新の大勝になるんだろうな。
ついでに図書館。森田真生さんの『計算する生命』を借りてこようと行ったら、今日誰か借りていったみたいであらず。予約しておけばよかった。しかし、ルシア・ベルリンの『すべての月、すべての年』があったのでありがたく借りてくる。
国連WFP(世界食料計画)に少額だが寄付する。
遠雷。
アブラゼミが鳴き出した。老母の話だと昨日かららしいが、わたしは今日気づいた。夏も本番だな。
夜、雨。
NML で音楽を聴く。■ブラームスのピアノ協奏曲第一番 op.15 で、ピアノはヴィルヘルム・バックハウス、指揮はエイドリアン・ボールト、BBC交響楽団(NML)。1932年の録音というから、まだ SPレコードの時代ではないか。音質が悪くてとても聴けまいと予想していたが、マスターテープのヒスノイズは大きいものの、バックハウスのピアノは充分聴ける。バックハウスは当時四十代後半で、全盛期となるのか、あの独特の美しい音は晩年と同じだ。ボールトの指揮するオケはさすがに曖昧模糊としているが、よい演奏なのはきちんとわかる。全体として、特に第一、第二楽章は感動的な演奏でしょう。終楽章は、バックハウスが突っ走っていて、こんなに巨大なスケールの終楽章はわたしはこれまで聴いたことがない。総じて聴くに値する録音だと思う。なお、バックハウスのこの曲の録音は、1952年にベーム+VPO との共演があるようだ。NML にあるので、こちらもそのうち聴いてみたい。