家族で甘南美寺へ

晴。
Long sleep. いや、寝すぎって却ってつらいのだけれど、いいところもあるのかなあ。頭がむりやりカラッポになっている感じはよいのかも。なお、いったん三時前に目覚めている。でも、禅堂では確か四時間くらいしか眠らないのだよねえ。

緊急事態宣言のときはどこへも出かけられず、せっかく秋のよい季節になってきたので、宣言解除をこれ幸いと、家族で出かけてきました。NHKの地元番組を見ていたら、最近オープンした農協施設で剥き栗を売っているとのこと、田舎へのドライブも兼ねて行ってみることにする。

というわけで自宅から40分ほど田舎へ、「山県ばすけっと」つーところへ車を走らせてみる。いい天気。着いてみると、何か狭い駐車場がほとんどいっぱいだぞ、まだ10時なのにな。さて剥き栗はと探したら、もう売り切れ。開店からまだ1時間も経っていないのに! 他にも栗のことを店員に訊いている人がいたりとか、こりゃ宣伝が効きすぎですな。って今日は平日なんだが、ヒマ人がいっぱいいるぜと自分たちのことは棚に上げて憤る。退散。

栗は確保できなかったので、もうひとつ行ってみようと思っていた甘南美寺へ。甘南美寺は臨済宗妙心寺派の古刹で、「山県ばすけっと」からさらに30分ほど山奥へ入った、山の中にある。伊自良湖のほとりで、なかなかよい雰囲気。




寺のすぐ脇が伊自良湖なので、湖畔を少し散歩してみる。


キンモクセイがよく匂っていた。


帰りに偶然に寄った「古田紹欽記念館」隣の小さな販売所で、何と剥き栗を確保。これで栗ごはんもできるし、わからないものだな。昼ごはんは岐阜市内のスシローで満足。四時間くらいで帰ってまいりました。いやあ、気が晴れたなあ。

写真は撮っていないのだけれど、山県(やまがた)や伊自良(いじら)の田舎の田園風景がとてもよかった。稲が実っていて、遠くには日差しに映えた山の緑。岐阜県だなあって。

夕食は栗ごはん。デザートに、今年初めてのウチの柿。

夜。
深夜遅くまで、ボクサーの井上尚弥の動画を漁る。ボクシングは別にそんなに好きなわけではないけれど。「モンスター」「日本ボクシング界の最高傑作」と呼ばれるほど規格外に強い選手だというのは、全然知らなかった。まるでマンガみたいというか、マンガでもありえないような強さで、一撃で相手を仕留めることすらできる攻撃力と、ほとんどクリーンヒットをもらわない防御力、攻防一体の天才的なカウンター、冷静沈着なファイトスタイルを兼ね備えている。ちょっと中毒みたいに動画を見続けてしまいました笑。