ドリアン助川『バカをつらぬくのだ!』

祝日(敬老の日)。晴。

NML で音楽を聴く。■モーツァルトのピアノ・ソナタ第十二番 K.332、第四番 K.282、第五番 K.283、第十番 K.330、ロンド イ短調 K.511 で、ピアノはヴィルヘルム・バックハウスNML)。一気にアルバムすべてを聴いてしまった。モーツァルトってこんなに巨大だったんだ。わかってなかったな、わたしは。現代は、モーツァルトの意義って薄いとか、寝ぼけたことを考えていた。

ごろごろ。


ドリアン助川『バカをつらぬくのだ!』読了。副題「バカボンのパパと読む老子・実践編」。前作も本書も BOOKOFF で買った。とてもいい本だな。生きるのがつらい人は本書にダマされてみるとよい。世の中に溢れている人生指南書と、同じようで同じでないから。本書で老子に興味を抱かれたら、前作もどうぞ。TAO はすべてを貫いているのだ。
 ただ、本書で著者が述べているとおり、世の中の「勝ち組」になりたい人は本書を読んでも、それから『老子』を読んでもたぶん意味はない。え、「勝ち組」になる以外、どんな生き方があるかって?

本書では自然の大切さが縷縷述べられるのがよい。エコロジーなんてものとは、あまり関係がなく。いや、エコロジーSDGs だって悪くはないが、所詮それだけのものだ。そもそも我々自身が自然なのだから。それは、人間が人間である以上変わらないから、だから自然が大切なのだ。我々の不幸のいくらかは、自然を失い、人工世界で生きられると過信したところにある。


FILT
リンク先はゆたさんのブログで教えられた。細野さん、軽く絶望的すぎるな。わかりみが深すぎる。

夜。
『ゴールデンタイム』をちょこちょこ見返してました笑。香子ちゃん、まったく肉食系女子だな。気持ちいいくらい真っ直ぐ。留守の彼氏の部屋に入り込んでベッドの上で勝手にごろごろ悶えてるのとか、何かリアルすぎて笑ってしまった。そんな彼女だから、終盤の展開は悲しいな。ハッピーエンドでほんとよかった。
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発情中。
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2クールOPより。