こともなし

晴。寒し。
休脳日。仕事以外、頭を休ませる。このところ、ちょっと音楽を聴きすぎていた。
2013年秋・冬_38
そうそう、忘れていた、古ツアさん(なんて親しげに書いて失礼しました。ブログ愛読しています)の本、落手。読むのが楽しみ。

日付が替ったからというのではないが、つい You Tube で音楽を聴いてしまう。アルゲリッチの弾くバッハで、パルティータ第二番の演奏。アルゲリッチは若い頃にこの曲をスタジオ録音しているから、好きな曲なのだろう。映像を見ると最近の演奏であるようだが、日時は不明。ある時期からアルゲリッチはソロで殆ど弾かなくなったので、これはめずらしい。最初の方は、どうも気乗りがしない感じで、せっかちに聞こえる。それから、なんだか左手がやたら聞こえるようだが、これは自分の気のせいかも知れない。技術的なミスも、結構大きいやつが幾つかある。それでも最後、ロンドのあたりから、多少興が乗ってきたようで、終曲カプリッチョでは繰り返しはすべて弾かれている。アルゲリッチとしてはさほどの演奏とも思えないが、まあ悪くはない。

英デッカのリヒテル・ソロ・レコーディングBOX(参照)はショック。半分くらいバラで集めたのに。こういうことが多すぎるな。集めていなかったときは喜ぶのだから、まあ仕方ないが。
パルティータ第二番の他の演奏が聴きたくなったので、ギーゼキングので聴く。ザハリッヒ極まりない演奏なのだが、これが聞かせるのでおもしろい。ギーゼキングというのは、不思議なピアニストだったと思う。いまではありえない。(AM2:42)

バッハ:パルティータ

バッハ:パルティータ